腸科学


現在、栄養業界でホットな話題といえば、「腸内細菌」ではないだろうか?
人間の腸には、100兆個もの細菌が生息しているともいわれる。ここ最近、その腸内細菌が肥満や糖尿病、あるあたは自閉症の発症にかかわっているのではないかという研究が出てきつつある。

この本は、腸内細菌の研究者である夫婦が書いたもの。腸内細菌の働きなどが最新の研究を踏まえて書かれてあり、踏襲的な学習には最適の本と思われる。私は栄養業界に勤めていることもなり、こういうホットな話題には敏感だ。腸内細菌に関する本も4〜5冊は読んでいるが、この本はよくまとまっている。

善玉菌、悪玉菌というように、腸内細菌にも良いものと悪いものがある。できれば良いものを増やして、悪いものを減らしていきたい。(ただ単に良いものを増やせばいいということではないが)

そこで重要になってくるのが、日々の食生活だ。食の欧米化により、日本人の食生活は変わっている。この本には腸内細菌を良くするレシピも掲載されている。

10年前の自分に提出する読書感想文

毎月1、2冊、その月に読んだ本の感想を書いていきます。 リトルトゥースです。

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